親戚の荷物を片付けていたら、1996年製(約年前)の富士通ワープロ OASYS LX-4500が出てきました。
(下画像は修理後です)

お、約年前のワープロなのに液晶が死んでない!とびっくりしたのですが、手元には説明書とACケーブルしかありません。もちろんシステムディスクなどもありません。
ワープロを起動するたびにシステムディスクを要求されてその先に進めませんので、タイトル画面が出ません。
そこでメルカリです。1200円ぐらいでフロッピーディスクたちを購入。これを使えば起動できるぞ、と思ってフロッピーを入れても、ドライブから擦れるような音がしたあと、「フロッピィが読み込めません」というエラーが出てやはり先に進めません。
FDDの異常かなと思ったので、ドライブを取り出してみます。

見る限り2HDドライブですよね。どこのメーカーが作ったの?と思って調べると

信頼のMITSUMIでした。D353T5という見慣れない型番です。
おそらく1996年当時に多く見られた3モード対応のMITSUMI製フロッピーディスクドライブで、2DD・2HD(NECや富士通フォーマットで1.23MB)・2HD(IBMフォーマットの1.44MB)の3種類が読めるドライブのような気がします。
これが正常に動くのかどうかを調べるために私のWindowsXPマシンで動作確認をしたところ、1.44MBモードに関しては問題なく読み書きできました。
基本的にWindowsは2モード対応なので、1.23MB世代のFDDの読み込みが出来ません。動作確認が出来ないのでとりあえず元に戻します。
システムディスクを入れるとシャリシャリとうるさい音を立ててアクセスします。大丈夫かなーと思いながらみていましたが、何度か読み込みを繰り返すとシステムが読み込まれてタイトル画面が表示されました。
そこでワープロ画面に入ると普通にワープロ入力が出来るようです。OKなのを確認して一旦電源を消します。
で、再度電源を入れたら、また「システムディスクを入れてください」と表示され、フロッピーディスクを要求されます。
あれれ? おかしいですよ? と気づきました。ひょっとして内蔵バッテリー(BR2325)が切れているのでは?と。まあ、30年前のワープロなので当然ですよね。
分解して基盤を見てみると、内蔵電池は基盤に金属で固定されています。金属同士が溶接されているので、簡単には交換が出来ません。どうしよう…と思ったのですが、ここで力技に入ります。

ニッパーを使って、無理やり電池を切り離しました。
次に用意したのはアキバの秋月電子のCR2325用の電池ホルダーです。ホルダーに電線を付けてはんだ付けします。

電池ホルダーに新品のBR2325を入れてみます。しかも、電池ホルダーを採用すれば次回の電池交換も楽ちんです。
すると問題なく

レジューム機能が働いて、システムディスクなしで運用できるようになりました。
さあ、印刷はできるのでしょうか。熱転写インクリボンの時代なので、長文を印刷するのは気が引けます。

おーーし、ここまで動けばワープロとして機能していますね。
1996年といえばWindows95が出た頃と重なります。まだWindows95とwordが今ほど普及していなかったので、ワープロを使い続けた人がいた時代です。その頃のワープロがきちんと動くと言うのは感慨深いです。
これをヤフオクに出します。いくらぐらいになるのでしょうか。