ある日、家の敷地内にスズメバチの巣が出来ていることに気付きました。

遠くから見る限り13cmぐらいになってました。働き蜂のぶーんという音が不気味で怖いです。
アシナガバチなどと違い、巣を丸く包むように作るのがスズメバチの特徴ですので、これはやばいものが出来やがったな…と流石に慄きます。

こちらはキアシナガバチ?なのでしょうか。スズメバチ以外にこいつらも巣を作ってたので撮影してやりましたw
蜂の種類と巣の大きさによると思いますが、駆除費用は2~5万円とchatGPTが言ってます。まあ、一生に1度ぐらいだったらそのくらいの金額はやむを得ませんが、
これからもたくさんのハチさんとお付き合いする可能性を考えると、その度に大金を払うわけには行きません。
見る限り、オオスズメバチやキイロスズメバチではなく、コガタスズメバチのように見えます。わずかに小さく見えるのです。
小型故に少しマイルドになりますが、スズメバチには変わりません。退治に失敗して刺されたら私もさすがに死にますので、どうしようかなーと1ヶ月ほど作戦を考えましたが、
8月の暑い時期になると活動的になるということなので、それまでにやっつけなければなりません。
殺虫剤を使う手もありますが、殺虫剤の衝撃でハチが暴れて逆上されたら困ります。
で、たどり着いたのは「夜中にお湯に漬けて殺す作戦」です。
ミツバチはスズメバチが襲ってきた時に集団で押しくら饅頭をして45度ぐらいまで熱して蒸し殺します。ミツバチのほうが高温に強い原理を利用したものです。
だからスズメバチを65度ぐらいのお湯につければ皆殺し出来る、と踏んだわけです。
ハチは黒いものを見ると攻撃する習性があります。人間の目の瞳も黒いのでハチと目が合うと狙われます。しかし、真っ暗だと情報が限られてくるはずなので、夜11時ぐらいに作業をすることにします。
百均に行って小さなゴミ箱を買ってきて、そこに65度以上の熱湯を入れておきます。
さらに、バイクのフルフェイスのヘルメット、ゴム製のかっぱ、首にタオル、ズボンの上からかっぱを着て、厚手のグローブを装着して戦いに挑みました。
以下、その時の様子を1分間にまとめましたので御覧ください。
なんと、スズメバチが1匹ブンブンと器の中で暴れており、その振動が手に伝わってきてさすがに怖いです。また、熱湯が入った器が重くてだんだん手がしんどくなってきます。
そこで、ある程度蒸し上がったところで巣の根元をちぎろうとしますが、思っている以上に巣の根元が硬いです。そして梯子から降りようとしたところ、なんと1匹だけが生き残って逃げ出しました。
さすがにビビった私は、そばで丸腰で様子を見ていたお袋に「逃げて!」と声をかけるとお袋はライトを消して逃走します。
スズメバチとはいえ、暗闇の中では簡単に人間を見つけられないと思うので、距離だけキープできれば逃げ切れると信じて場所を離れます。危険なので、そのまま現場を離れて家に帰りました。
翌日、水の中を見たら
ほとんどが水に浮かんで死んでおりました。

一番上が女王蜂ですね。大きさが違います。
それ以外は皆働き蜂で、左下は幼虫です。早速アリがエサだと思って早速調べているあたりが自然界です。
みんな水に浮かんだ状態で死んでいましたが、一匹だけ沈んでいたのが画像下の蜂です。
恐らく、門番をしていた働き蜂が巣の浸水を防いでいる間に熱湯をがぶ飲みして死んだと考えられます。
戦士すぎる最期でした。

他のハチたちは全員浮いているのでどうやら水死は避けられたようですが、65度という高温で蒸されて死んでしまったと考えられるので、作戦通りと言ったところでしょうか。

立派な蜂の巣ですね。持ってみるとこれがとても軽いのにびっくり。葉っぱを細かくしたものを組み上げて作っているような感じで、丈夫で薄くて軽いことがわかりました。
出口が1つしかないので、どうやって働き蜂が1匹逃げ出したのかわかりませんが、お湯の中からいち早く抜け出したのかもしれません。
というわけで、なんとかスズメバチの退治に成功しましたが、医療用のエピペンなしで2回刺されたらこっちが死ぬので、本当にリスクの高い作業だなと思います。
退治したあと、ホームセンターにスズメバチ専用のスプレーがあることを知りました。興味深いので、もう一回スズメバチに巣を作って欲しいですw
これを見て「おし! オレもお湯でやったるわ!」と思わないほうがいいです。ホントにおすすめしません。マジで危険ですから。